Relationship between Facial Configuration and Age-Induced Changes in Facial Morphology

2002 
顔形態の加齢変化であるシワ, タルミは齢を重ねるに従い目立ってくる。誰もが避けることのできない変化であるが, その進行には個人差がある。個人差を生じさせる原因は単純ではないが, 原因の一つとして, 顔輪郭や目鼻口の寸法, 配置等の顔形状の差が影響しているのではないかとわれわれは考えた。そこで, 本研究ではシワ, タルミ等の顔形態の加齢変化における個人差を, 個人の顔形状の違いから説明することを試みた。実験は, 20歳前後の若年時の写真から顔形状を測定し, 数十年後の本人のシワ, タルミとの関連の有無を解析する方法でおこなった。解析手法は判別分析法を使用した。解析の結果, 目の大きな人は目尻のシワが目立ちやすくなる等, 顔形態の加齢変化は年齢だけでなく寸法等の顔形状とも関連する可能性が示された。
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