AROMATIC HYDROCARBON TYPES IN DIESEL FUELS BY CAPILLARY MULTI-DIMENSION GC

1996 
軽油中の芳香族分の分析には,HPLC法や質量分析法,加熱蛍光指示薬法などがあり,それぞれ一長一短があった.本研究では,環数別の分離を行える上に結果を重量比で表現できる測定法として,キャピラリーマルチディメンションGC法による軽油中の芳香族分の分析を試みた.リテンションインデックスの検討の結果,プレカラムにメチルシリコンを液相としたカラムを,メインカラムにSP 2380を採用した.ミッドポイントリストリクターを用いた圧力スイッチによるキャピラリーマルチディメンションGCにより,軽油の炭化水素成分を脂肪族炭化水素と環数別の芳香族炭化水素に分離することが可能となり,検出器にFIDを用いることで,それぞれを重量割合で定量することができた.
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