ESTIMATION ON INSTALLATION OF STORM-WATER RESERVOIR AS COUNTERMEASURE OF COMBINED SEWER OVERFLOWS IN CONSIDERATION OF LIFE CYCLE CARBON DIOXIDE EMISSION

2004 
合流改善対策として, 雨水滞水池がない場合 (ケース(1)) と, 雨水滞水池容量の異なる5ケース (ケース(2)~(6): 滞水池容量10,000m3~50,000m3, ケース毎に10,000m3ずつ容量増加) を設定し, 汚濁負荷削減効果とライフサイクルでのCO2排出量を定量した. その結果, 滞水池容量当たりの汚濁負荷削減量はケース(2)が最も多く, 滞水池容量当たりのCO2排出量ではケース(6)が最も少ない. しかし, 事業実施により得られる効果に加え, これに伴うCO2排出量も考慮した評価では, 越流負荷削減量とCO2排出量の両面でバランスのとれたケース(3)が最も効果的となった. 今後, 持続可能な社会システムを構築していくために, 今回適用したCO2排出量も考慮した評価指標は, 事業選定の際に重要なものとなり得る.
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