Anti-inflammatory effects of a major component of Acanthopanax senticosus Harms, isofraxidin
2004
エゾウコギ中の抗炎症性作用を有する成分の検索を目的として, エゾウコギの特徴的成分であるイソフラキシジンを対象に, 滑膜肉腫細胞株SW982におけるIL-1β, IL-6, MMP-1ならびにCOX-2の遺伝子発現と細胞増殖に及ぼす影響について検討した. その結果, イソフラキシジンは450μMの濃度で細胞増殖を若干阻害したが, IL-1β, IL-6, MMP-1ならびにCOX-2いずれの遺伝子発現については135μMの濃度で有意に抑制した. イソフラキシジンはまた細胞からのIL-6の産生を抑制した. 以上より, イソフラキシジンは抗炎症性作用を有する可能性が示唆された.
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