ENVIRONMENTAL IMPACT ASSESSMENT OF ALUMINUM LEACHING ON DRINKING WATER SLUDGE

2009 
水道事業から排出される浄水汚泥を道路の路盤・路床材料として利用することが期待されている一方で,凝集剤ポリ塩化アルミニウムの成分であるアルミニウムの溶出に関する環境影響が懸念されている.そこで本研究では,浄水汚泥のアルミニウムに関する環境影響評価手法を構築することを目的に,廃棄物を地盤材料として利用する際に一般的に実施される環境庁告示第46号溶出試験,施工環境を想定したカラム試験とpH依存性試験,そして,長期的なアルミニウム溶出特性を簡易的に評価するための連続バッチ試験を行った.実験結果に基づき,公定法である環境庁告示第46号試験を浄水汚泥の環境適合性評価に適用することは可能と判断し,公定法と各溶出試験による詳細評価を組み合わせた環境影響評価手法を提案した.
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