Determination of Particle Size Distribution of Inorganic Fine Particle Suspensions Using Ultrasonic Attenuation Spectroscopy, Effect of Concentration of Slurry and Particle-Particle Interaction on PSD Evaluation
2009
近年開発された超音波減衰法を用いて無機粉体スラリーの粒度分布を測定し,スラリー濃度をさまざまに変化させたときの粒度分布の結果から,超音波減衰法が有用である濃度領域,および高濃度スラリーにおける粒子間相互作用について調査した。その結果,スラリー濃度1~20 vol%の範囲では一次粒子径が評価可能であり,30および40 vol%の高濃度範囲では粒子間相互作用を有することが示唆されるデータを得た。これらの結果から,超音波減衰法を用いた粒度分布測定によって,1~20 vol%のスラリー濃度範囲で一次粒子の評価,30および40 vol%では粒子どうしの相互作用により生じた凝集粒子の評価ができ,濃度範囲に応じた品質管理が行えることを見いだした。
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