A CASE OF PHEOCHROMOCYTOMA WITH HEPATIC METASTASIS

2002 
褐色細胞腫の約10%が悪性といわれているが,再発例に対して外科的切除ができることは少ない.今回,原発巣切除後も血中ノルアドレナリン値が高値を示し,厳重に経過観察をした結果,発見できた肝転移を切除できたので報告する. 症例は70歳,男性. 65歳時に腰痛を主訴に来院精査の結果,左副腎褐色細胞腫の診断で左腎膵体尾部脾を含めて合併切除施行.術後,高血圧と血中ノルアドレナリン値の高値が続き検索を繰り返したが再発を発見できなかった. 5年後の70歳時に初めて肝腫瘤を認めた.弧発性であったため肝切除を施行.術後病理検査にて褐色細胞腫の肝転移と診断した.術後血中ノルアドレナリン値は正常化し血圧も正常化した.
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