Reaction mechanism of sugar derivatives in subcritical and supercritical water
2001
亜臨界, 超臨界水中におけるバイオマスや糖類からの選択的化学原料合成プロセスの開発を目的に, そのための基礎研究としてD-グルコースおよびその異性体であるD-フルクトースの分解反応実験を流通式装置で行い, 亜臨界, 超臨界水中での反応機構を明らかにし, 主反応経路の温度圧力依存性 (350~450℃, 25~40MPa) を評価した. その結果, 反応温度についてはその上昇とともにレトロアルドール縮合が促進され, また反応温度の低下とともに脱水反応 (フラン誘導体の生成) が支配的になることを見いだした. また, 超臨界状態では反応圧力の低下とともにレトロアルドール反応が促進され, 反対に高圧になるにつれて脱水反応が支配的になることを見いだした.
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