Morphological changes in umbilical cord with thme elapsed after birth in neonatal piglets.

1990 
新生子豚の臍帯の形態及び出生後の経過時間に伴う変化について, 884頭の子豚を用いて調査した。出生時における臍帯長および臍帯直径の平均値は, それぞれ31.2±13.0cmおよび7.28±1.09mmであった。出生後の経過時間に伴う臍帯の変化において, 臍帯長は生後4時間までに急速な縮小が見られ, 出生時の臍帯長が11cm以上の子豚では有意差 (P<0.01) が認められた。とくに, 41cm以上の臍帯長のものの縮小率は76.2%と最も高かった。しかし, 10cm以下の臍帯長のものの縮小率は18.5%で有意差が認められなかった。また, 生後4時間以降の臍帯長の縮小においては顕著な変化が見られなかった。臍帯直径は生後12時間で2.69±0.51mmとなり, その後の変化は少なかった。臍帯水分含量は出生時が92.9±1.2%と最も高く, 生後6時間で46.6±9.5%と半減し, さらに12時間で17.9±1.9%と減少したが, その後はほぼ一定となり18時間では17.6±1.5%であった。臍帯曲角度と臍帯水分含量との関係においては, 80°のものが58.7%, 40°のものが39.6%, 0°のものが21.1%であり,両者にはr=0.852で有意 (P<0.01) な相関関係が認められた。
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