Study on Swelling and Contraction of Ion-Exchange Resin

1965 
スチレン系スルホン酸型カチオン交換樹脂 (H+型) を種類, および濃度の異なる種々の溶液に浸した場合の収縮過程を顕微鏡写真に撮って求めた。その結果, 浸透圧による収縮の起こる濃度範囲においては時間の対数と収縮率の関係が近似的に直線とみなしうる部分があり, 浸透圧で収縮の起こらない濃度範囲の溶液に浸した場合には収縮率と時間の関係が近似的に直線とみなしうる部分がある。一方, 種々の対立イオンを持つ樹脂を種々の濃度の酸によって再生した場合には, その過程において粒径が最小となりその後, 膨張してH+型樹脂の酸水溶液中における平衡収縮率になる。対立イオンの異なる樹脂の平衡収縮率の橋かけ度への依存性は, 1価イオン型の場合と多価イオン型の場合でその傾向が全く異なる。
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