若年者 (30歳以下) 肺癌の臨床的検討

1991 
進行が早く予後が悪いと一般に信じられている若年者肺癌の臨床像を検討した.最近の10年間に男性3例, 女性9例の若年者肺癌 (30歳以下) を経験した.原発部位は気管2例, 肺門2例, 末梢8例で, 組織型では腺癌が6例, 気管支腺由来の癌が3例, 扁平上皮癌2例, 大細胞癌1例であった.3年以上の長期生存が2例あり, 癌死したIII, W期症例の平均生存期間は9.6カ月で非若年者の予後と変わらなかった.
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