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Two Case of Angioleiomyoma

2005 
血管平滑筋腫の2例を報告する。症例1は74歳,女性。初診の3ヵ月前に自覚した左V指皮下の圧痛を伴う結節を主訴に受診した。同部に径4mmの境界明瞭,可動性良好な皮下結節を認めた。症例2は63歳,男性。初診の4ヵ月前に右足底に皮下結節を自覚するも,疼痛もなく,大きさにも変化がないため放置していた。前医を受診した際に摘出を勧められ当科を受診した。同部に径12mmの無痛性,境界明瞭,可動性良好な皮下結節を認めた。両症例とも局所麻酔下に摘出し,病理組織学的に血管平滑筋腫と診断した。現在まで再発を認めていない。2症例の組織学的な違いから,疼痛の発生機序について検討するとともに,本邦報告例について統計学的考察を加え報告する。
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