EFFECTS OF STRAIN LEVEL AND NUMBER OF CYCLES OF SEISMIC MOTIONS ON EQUIVALENT LINEAR MODEL
2002
表層地盤の地震応答を精度良く評価することは耐震設計上重要な課題である. 地盤の非線形性が増大するような場合, 等価線形解析法の適用が困難といわれているが, 等価線形解析の適用範囲を広げることができれば, 実務的には非常に有効である. 本研究では, まず不攪乱試料を用いた動的変形特性試験から, 動的変形特性に与えるせん断ひずみと載荷繰返し回数の影響を把握し, 等価線形解析に用いられている最大せん断ひずみから有効せん断ひずみへの換算係数を地震動のせん断ひずみの大きさと繰返し回数から与える方法を提案した. そして, 5地点の鉛直アレー観測記録を用いて, その妥当性を検証した.
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