AN EXAMPLE OF POWERFULL ANTI-RH (ANTI-D) AGGLUTININ WHICH IS DEVELOPED PROBABLY AFTER INCOMPATIBLE BLOOD TRANSFUSIONS

1962 
著者等は輸血副作用から偶然見出された高力価の不完全抗D凝集素産生例について報告した. すなわち患者は昭和34年8月と35年6月の2度に亘り何回かのRh式血液型不適合輸血を受けたために, かゝいる完全及び不完全抗D凝集素を産生したものと思われる. 特に不完全凝集素はフイチン処理血球に対し最盛期には1000倍稀釈以上でも凝集反応を示すほど高力価のものであつた. またこの抗D抗体の産生とともに不完全抗Lae凝集素も弱いながら若干産生されたのではないかと推測されるが, この方は確認困難であつた.
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