A CASE OF STROMAL SARCOMA OF THE BREAST AND A STUDY OF RECURRENCE IN 101 DOMESTIC CASES
2004
極めて稀な疾患である乳腺間質肉腫の1例を経験したので若干の考察を加えて報告する.症例は54歳,女性.約1カ月前に右乳房AC領域の腫瘤を自覚し,検診にて同部位に径1.5cmの腫瘤を指摘された.乳房撮影,乳腺エコーでは乳癌が疑われたが,術前吸引細胞診ではsarcomaが強く疑われた.手術は右乳腺腫瘤摘出術を施行し術中迅速病理診断にて乳腺肉腫と診断されたため,右乳腺円状部分切除術を追加した.永久病理組織標本では乳腺間質肉腫と診断された.術後補助療法として術後残存乳房に対する60Gyの放射線治療を施行した.術後1年2カ月が経過するも再発は認めていない.本邦報告101例による腫瘍径と術式別局所再発の検討から,腫瘍径が3cm以下の症例での乳房温存手術適応を検討すべきであると考えられた.
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