Determination of polyunsaturated fatty acids by HPLC using a new chemiluminescence labeling reagent.

1989 
ピコモルレベルの多価不飽和脂肪酸の高感度な分離分析法として,化学発光標識化法と逆相系HPLCとを組み合わせた分析法を検討した.化学発光標識化剤には新しく合成したイソルミノール誘導体を用いた.多価不飽和脂肪酸に対する化学発光標識化としては,縮合剤に水溶性カルボジイミドを用いる簡便な手法を考案した.C8化学結合型固定相を持つ分離カラムに対して,メタノール-テトラヒドロフラン-0.1M酢酸系移動相(体積比27:10:13)を使用することにより,検討した多価不飽和脂肪酸を含む一連の高級脂肪酸の化学発光標識体はほぼ完全に分離された.化学発光触媒にペルオキシダーゼを用い,過酸化水素を酸化剤としたとき,検量線は検討した35~700pmol/10μl(注入量)の範囲で直線性が成立し,多価不飽和脂肪酸の検出限界は注入試料10μl当たり約0.8ngであった.
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