A CASE OF PHRENIC NERVE SCHWANNOMA RESECTED BY VATS WITHOUT PHRENIC PARALYSIS
2009
症例は45歳,男性.検診で右上肺野に腫瘤陰影を指摘された.胸部CT検査では右腕頭動脈および上大静脈に接して径3cmの境界明瞭で辺縁平滑な腫瘤を認めた.横隔神経由来の神経鞘腫と診断し治療目的に胸腔鏡下手術を施行した.腫瘍を核出し,横隔神経は温存した.術後一時的な横隔神経麻痺を認めたが,術後第7病日には回復した.術後病理診断にて神経鞘腫と診断された.術中所見から横隔神経由来と考えられた.
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