Condensation of Crotonaldehyde in Vapor Phase

1971 
クロトンアルデヒドの蒸気を窒素で約 50% に希釈して, 水酸化カルシウムおよびソーダ石灰上を通してクロトンアルデヒドの気相での縮合反応を行ない, 生成物は主としてガスクロマトグラフで分析して, n-ブチルアルデヒド, n-ブチルアルコール, o-トルアルデヒド, o-トリルカルビノール等を認めた。水酸化カルシウムを使用した場合は, 300℃ で o-トルアルデヒドが 24% の収率で生成し, ソーダ石灰では 220℃ で o-トルアルデヒドが 17.4%, o-トリルカルビノールが 16.2% の収率で生成した。アルカリの存在は縮合温度を低下させ, o-トリルカルピノールのような水素付加物の生成を促進することを認めた。また, 高温では 1,3-シクロオクタジエンと推定されるものの生成を認めた。
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