Recent advances in functional neuroimaging

1999 
脳機能を非侵襲的に画像として描出する脳機能イメージングは、ヒト脳における神経活動の空間的分布の計測や、神経伝達に関わる受容体やトランスポータを選択的に画像化する方法として注目されている。脳血流の変化を指標として、ある特定の課題に対して反応する脳内の部位を同定する脳賦活検査は、ダイナミックに変化する脳機能を観測できる計測法であり、特に、認知、学習、言語、記憶など高次脳機能の解明をめざして、さまざまな神経心理学的課題に対する検索が行われている。また、受容体やトランスポータなどの機能を特異的に描出する神経伝達機能イメージングは、脳機能異常を呈する神経疾患の診断や、精神疾患の薬物治療への応用が期待されている。
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