小学校社会科単元「森林と大気と生活」の実験授業の分析と考察(4) ―推せん課題レポートの分析と考察―

2008 
本研究は,開発した単元「森林と大気と生活」の学習書に基づいて実施した実験授業の結果を分析したものである。実験授業の結果,問題集,作文,推せん課題レポート,プリテスト・ポストテスト等のデータを得ることができた。これらのデータを分析・考察することによって,開発した学習書が個別学習用教材として適切であったか,どのような社会認識を形成したか,実験授業によって社会認識がどのように変化したか,その理由は何によるものかなどを明らかにすることを目的としている。本稿は,推せん・自由課題レポートの分析と考察を行った。その結果,レポートを提出した児童の認識は拡大・深化しているとともに,高い知的満足感を得ていることをを明らかにした。
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