2016 年度がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン支援事業 看護国際セミナー報告Oncofertility ―がん患者の生殖看護を考える―

聖路加国際大学は，2012 年度より全10 大学15 研究科が連携する高度がん医療開発を先導する専門家の養成（主幹校：慶應義塾大学）に参画し，がん看護の専門職を養成，輩出してきた．本プロジェクトの最終年度を迎えるにあたり，看護国際セミナー「Oncofertility　―がん患者の生殖看護を考える―」を開催した．　本稿では，本学の講堂において2016 年12 月10 日（土）に行われたセミナーの内容について報告する．セミナー当日は，晴天に恵まれ，朝から150 名あまりの熱心な参加者が集い，定刻に開始した．午前から午後にかけて5 名の講師により日米のがん生殖医療・看護の現状と課題について講演が行われた．