A CASE OF NODULAR FASCIITIS OF THE BREAST MIMICKING BREAST CANCER

2002 
症例は51歳,女性.主訴は右乳房腫瘤,疼痛. 2001年8月中旬に右乳房の腫瘤,u疼痛が出現し,次第に増強してきたため9月19日長門記念病院外科を受診した.初診時,右乳房外下部に皮膚陥凹を伴う可動性不良な拇指頭大,弾性硬の腫瘤を認めた.血液生化学検査ではCRPが0.8mg/dlと軽度上昇を認めた.超音波およびCT検査では右乳房に不整形腫瘤を認め乳癌と診断された.理学的所見および超音波, CT検査所見より乳癌を疑い,穿刺吸引細胞診を施行したが結果はClass IIであり確定診断が得られなかったため切除生検を施行した.病変は20×18×18mm大で割面は灰白色,内部は均一であった.病理組織検査では紡錘形の細胞からなる結節性の病変で異型細胞は認めず結節性筋膜炎と診断された.以後再発を認めていない.
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