Study on a Saliva Test for Periodontal Disease in the Elderly

2002 
本研究の目的は, 高齢者の歯周病を診断する唾液中の因子について検討することである。65歳以上で, 健常群7名, 歯周炎の中等度群11名, 重度群9名, また無歯顎群9名の計36名を被験者とした。全唾液を用いて, Actinobacillus actinomycetemcomitans, Porphyromonas gingivalis, Prevotella intermedia, Bacteroides forsythus, Treponema denticola をPolym crascchain rcaction法 (PCR法) にて検出, Lactatcdehydrogenase (LDH) やAspartateaminotransferase (AST) の活性値測定, およびインターロイキン1 (IL-1) の遺伝子多型を検索し, 各群の比較, および臨床パラメーターとの関連を調べた。その結果, Bacteroides forsythus 検出率が重度群で健常群より有意に高かった (P<0.05)。また, LDH活性は歯周病が重ro度ideにsforsythusのなるほど高くなった (P<0.05)。AST活性とIL-1の遺伝子多型においては, 歯周病との明らかな関連が認められなかった。よって, 唾液から検出される。Bacteroides forsythus の有無とLDHの値は, 高齢者の歯周病診断に有用であることが示唆された。
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