An evaluation of pre- and post-operative urodynamics studies in patient with rectal cancer.

1986 
直腸癌21例を対象とし術前術後合わせてのべ81回のurodynamics studyを行い, 術前後の排尿動態を観察した.術前正常でありながら術後1ヵ月目に異常を呈したものは, 1) 尿流量曲線の異常16例中9例, 2) コンプライアンスの異常20例中9例, 3) detrusor sphincter dyssynergia陽性16例中8例, 4) denervation supersensitivity陽性16例中9例であった.しかしそれぞれの異常出現例のうち, 1), 2), 4) の9例中3例, 3) の8例中1例では, 術後期間の経過にともない改善がみられた.これらの異常は側方郭清施行例で多くみられたが, 神経温存直腸癌手術例では良好な結果を得た.また術後排尿障害の判定に平均尿流出率と残尿量を指標とすることが簡便で有用な方法と思われた.
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