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A Case of Appendicular Granuloma

1992 
虫垂肉芽腫による盲腸腫瘤はまれな疾患である.われわれは3年前の虫垂切除術後に発生した右下腹部痛を主訴とした盲腸腫瘤の一切除例を経験したので報告する.症例は23歳,女性,1987年2月4日急性虫垂炎で虫垂切除術を行った.病理組織学的所見ではappendicitis phlegmonosaであった.1990年9月,右下腹部痛が出現し,注腸造影,腹部超音波検査で盲腸の腫瘤を指摘され,1990年11月26日,回盲部切除術を行った.盲腸に3×2cmの山田II型の腫瘤があり,病理学的検査で絹糸による異物肉芽腫がみられ,盲腸腫瘤は虫垂肉芽腫と診断した.術後経過は良好で術後2週間で退院となり,術後5カ月の現在,右下腹部痛は消失している.
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