クロマトグラフ/質量分析装置における汎用多成分一斉同定・定量方法

2001 
(57)【要約】 【課題】 使用機種に依存することなくまた、保持時間 の違いに関係なく化学物質を短時間で同定し定量するこ とができる汎用多成分一斉同定・定量方法を提供するこ と。 【解決手段】 クロマトグラフのカラムからの溶出成分 の質量スペクトルを一定時間間隔で測定した後、質量ス ペクトル、相対保持指標、及び内標準法による検量線を 登録したデータベースを作成する工程、内標準を添加し た測定試料について同様に質量スペクトルを測定してそ のクロマトグラムのピークの相対保持指標を求め、前記 データベースに登録された成分の質量スペクトルが、試 料クロマトグラムのその相対保持指標を含む一定範囲内 に含まれているか否かをリバースサーチによって検索す る工程と、所定の確度で存在することが判明したとき に、内標準とのピーク面積比を求め、データベースに登 録されている検量線から当該成分の存在量を計算する工 程を有する。
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