Significance of combined neoadjuvant chemotherapy on oral cancer. 1. The clinical effects of cisplatin-vinblastine-peplomycin(CVP) combination chemotherapy included in two route administration and its prognostic significance.

1996 
未治療の口腔, 上顎洞, 口峡咽頭原発の扁平上皮癌患者35名に対し, シスプラチンとその拮抗剤であるチオ硫酸ナトリウムを用いた2経路注入法とビンブラスチンとペプロマイシンの静脈内投与から成るネオアジュバント化学療法を施行し, その治療効果について検討した。化学療法の奏効率は91.4%で, CR率は57.1%であった。非担癌他病死例を除外すると, 累積5年生存率はCR群では100%であり, PR+NC群では87.5%であった。本化学療法は適正な支持療法を行うことにより, 短期間で遂行することが可能である。20名のCR患者の内12名に縮小手術が施されたが, 全ての患者が非担癌で良好な口腟機能を保持している。これらのデータは, この化学療法のレジメンが頭頸部癌の治療により効果的であることを示している。この結果はまだ予備的なものであり, さらに症例を加えて検討する必要がある。
    • Correction
    • Source
    • Cite
    • Save
    • Machine Reading By IdeaReader
    0
    References
    0
    Citations
    NaN
    KQI
    []