Diagnostic Ultrasound of the Biliary System: Special Emphasis on B-Mode Imaging

2006 
現在, 胆道の超音波診断には従来からの基本的画像であるBモード画像に加え, カラードプラ・パワードプラ診断や超音波内視鏡検査がルーチンに行われており, 最近では造影超音波検査という新たな手法も加わるようになった. しかしながら, 日常診療における胆道の超音波診断において, 最も重要で基本となるのは, あくまでも従来からのBモード診断法である. 本稿では, 様々な胆道疾患のうち日常診療においてよく遭遇する基本的疾患として, 胆石症, 胆嚢ポリープ, 急性および慢性胆嚢炎, 腺筋腫症, 胆嚢癌, 胆管癌などを取り上げ, 教育的観点から診断に際して知っておくべき臨床的知識を含めながら, 各疾患の超音波像の特徴について述べた. 併せて本学会ですでに発表され, 臨床的に重要でありながら, あまり教科書に記載されていない病態の超音波像について, いくつか取り上げた.
    • Correction
    • Source
    • Cite
    • Save
    • Machine Reading By IdeaReader
    12
    References
    1
    Citations
    NaN
    KQI
    []