Determination of Trace Amounts of Vanadium in Brine

1963 
水銀法食塩電解液中の痕跡のバナジウムの定量法を確立した。試料200~500mlを採取し,バナジウムを水酸化鉄と共沈させて大量の食塩から分離し,水酸化鉄沈殿を溶解後バナジウムをN-ベンゾイル-N-フェニルヒドロキシアミン錯化合物として抽出し,吸光光度法で定量する。抽出の場合の適当な塩酸濃度は4~6mol/lで,モリブデン(VI)5mg,ジルコニウム(IV)1.3mg,チタン(IV)100μg以上が共存するとバナジウム12μgの定量に影響した。また,フッ化水素酸が存在すると抽出液は赤色になった。本法を用いると1μgのバナジウムも簡単な操作で定量することができた。
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