Non-invasive investigation of hemodynamic effect of electrical acupuncture on the peripheral vein in the awake human

1986 
安静仰臥位健康成人男子 (平均年齢19.93±1.59歳) における呼吸運動時の右橈側皮静脈血流量 (平均25.26±4.73(SE)ml/min) 変化の程度を追及するため Valsalva および Muller maneuver を行ない, それをもとに針通電および3.5%修飾ゼラチン溶液0.4ml/kg/minの急速輸液時の経時的変化を両側手掌深部体温, 心拍数, 血圧の変化と共に無麻酔下に無侵襲計測法を用いて比較検討した. 橈側皮静脈血流の変化傾向は安静吸気時減少, 呼気時に増加を示し, Valsalva maneuver および Muller maneuver 時には減少, また針通電刺激 (合谷-手三里, 1.4Hz, 2~6V, 15分間) 時には, 刺激直後減少, その後刺激前値を越えて増加を示し, 一方, 急速輸液でも橈側皮静脈血流量は有意に増加〔190.6±32.12(SE)%〕を示し, その増加に遅れて Stroke Volume の最高117.6±6.60 (SE)%の増加を示した. 以上の研究結果より針通電による末梢静脈循環増加の要因の一つとして Stroke Volume の増加が考えられ, その程度は3.5%修飾ゼラチン溶液0.4ml/kg/min10分間投与後の循環動態変化に相当するものと考えられた.
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