皮膚,神経障害の予防・DVT 対策

2008 
皮膚,神経障害の予防・DVT(deep vein thrombosis;深部静脈血栓症)対策という分野の研究の根源的な問題には,長時間の同一体位による圧迫,循環障害が挙げられます.研究内容で件数の多いのは,特殊な体位による皮膚障害,ついで神経障害,DVT の予防となっています.DVT 予防に関しては,2004 年に厚生労働省がDVT 予防ガイドラインを示して以来,術中から術後にかけて弾性ストッキングや間欠的空気圧迫装置を使用するようになり,研究もDVT予防の装置を使用するうえでの問題や弾性ストッキングの圧に関してのものに集約されているように思います.また,皮膚障害では体位変換時のずれや摩擦が皮膚障害に関係することがわかっており,この分野での研究も増えてきているように感じます.
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