Hemodynamic determinant factor of exercise tolerance in patients with prior myocardial infarction

1987 
左室駆出分画(LVEF)が50%未満に低下しているにもかかわらず良好な運動耐容能を示すとともに狭心症を認めない陳旧心筋梗塞患者(II群; 13例)における運動耐容能の規定因子を究明するために,障害群と同等の運動耐容能を有しLVEF50%以上の陳旧心筋梗塞患者(I群; 13例)を対照として仰臥位多段階自転車ergometer運動試験を施行した. peak運動時心係数は両群間に有意差を示さなかった.運動時間を従属変数とする重回帰分析にて, I群では運動時心拍数および平均肺動脈楔入圧の増加分が, II群では運動時末梢血管抵抗の減少分および心拍数の増加分が高い寄与度を示した.以上より, I群に比しII群では運動時の後負荷減少が運動耐容能の重要な規定因子であると考えられた.
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