I.食道・胃・腸:2.胃・十二指腸潰瘍穿孔
2012
胃・十二指腸潰瘍穿孔に対する診断にはCTが有用であり,CTなどで診断がつかない場合に内視鏡検査を考慮する.穿孔に対する手術は穿孔閉鎖とドレナージを基本とし,開腹もしくは腹腔鏡下に施行する.腹腔鏡下手術が低侵襲であるが,適応は限られる.術式は単純閉鎖から大網充塡などさまざまであり,穿孔の状態や位置によって選択する.まれに幽門形成や胃切除・迷走神経切離が必要になることもある.胃癌穿孔に関しては,全身状態がわるければ二期的切除を考慮する.
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