小児歯科学基礎実習における教育内容の大学間共有化に関する検討 : (2) 教育ワークショップの成果について
2009
全ての歯学教育機関において, 質が高く均質な小児歯科医療を実践できる歯科医師を養成することを目的として, 平成18・19年度日本小児歯科学会教育問題検討委員会により, 教育ワークショップが開催された。ワークショップは2日間の日程で, 29歯科大学・大学歯学部から42名の小児歯科学の教育に関わる教員が参加した。課題として, ラバーダム装着, 保護者へのブラッシング指導, フッ化物歯面塗布, 予防塡塞および咬合誘導を取り上げた。その結果, 以下の有意義な成果を認めた。
1. 各大学の基礎実習の教育内容に関する有益な情報が得られた。
2. 課題とした実習項目について, 全ての大学で共通の一般目標と到達目標を設定することができた。
3. 課題とした実習項目について, 全ての大学で共通して教育すべき標準的な実習内容を明らかにすることができた。
- Correction
- Source
- Cite
- Save
- Machine Reading By IdeaReader
0
References
0
Citations
NaN
KQI