Retrospective Nuclear DNA Analysis of Parotid Tumors by Flow Cytometry
1990
パラフィン包埋材料から試料を作製し, 耳下腺腫瘍39例の細胞核DNA量を Flow cytometry (FCM) を用いて解析し, 組織型・病理組織学的悪性度・予後との関連を retrospective に検討した。多形腺腫内癌と扁平上皮癌では良性耳下腺腫瘍と比較して aneuploidy を認める率が高かったが, aneuploidy の出現率と予後, および病理組織学的悪性度との間に一定の傾向を認めなかった。G0G1ピークの4SD以上の細胞の割合 (%>4SD) を細胞の増殖能を表す指標として用い, 検討した結果, %>4SDは良性腫瘍と比較して悪性腫瘍で大きく, また, %>4SDが20%以上を呈する症例で予後不良例が多かった。
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