The relationship between the bleaching pattern on radish cotyledons and hydrophobicity of herbicidal 3-phenoxybenzamides

1993 
3-フェノキシベンズアミド類縁体をダイコンの種子に浸漬処理すると, 展開した子葉は化合物により異なる白化状態を示した. 子葉の白化状態は2枚の子葉の裏表, 計4面での白化の程度に基づいて三つのパターン (A, B, C) に分類することができた. 化合物の疎水性と白化パターンとの関係を調べると, 疎水性の比較的小さい化合物 (log KOW2.57~3.89) では2枚の子葉とも全面が白化した (パターンA). 一方, より疎水性の大きい化合物では部分的に白化しただけであり, 1枚の子葉が完全に白化し, もう1枚は周辺だけが白化したもの (パターンB, log KOW4.35, 4.43) と, 2枚の子葉とも周辺のみ白化したもの (パターンC, log KOW4.78, 5.01) に分かれた. 子葉の白化パターンの変化は化合物の疎水性の差に基づいた移行性の違いによって起こっていることが示唆された.
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