ヒトt細胞白血病ウイルス(htlv−1)感染経路判定方法、htlv−1測定用標準プラスミド、それを用いた測定方法
2010
【課題】ヒトT細胞白血病ウイルス(HTLV-1)感染経路判定方法、HTLV-1測定用標準プラスミド、それを用いた測定方法を提供する。 【解決手段】gag/pX比から母児感染者を検出し、ATL発症危険者の診断指標のひとつとして利用する。さらには、HTLV-1プロウイルス量(pX値)に対するgag値の比及びLTR-gag値の比から、ATL細胞に多く見られる2型欠損の多い感染者を同定することも可能となる。さらに、少なくとも内部コントロールおよびHTLV-1プロウイルス遺伝子のpX領域を含み、さらに、HTLV-1プロウイルス遺伝子のgag領域またはLTR-gag領域、またはその両方を含む、HTLV-1プロウイルス測定用の標準プラスミドを調製することができる。このようなプラスミドを用いて、HTLV-1無症候性感染者から得られる試料から抽出された核酸サンプルの内部コントロール領域と各プロウイルス領域コピー数をリアルタイムPCR法で同時に測定することができる。 【選択図】図1
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