Ultramicro determination of chlorophylls a, b and pheophytins a, b by derivative fluorometry

1984 
クロロフィル(chl.)及びフェオフィチン(pheo.)は,水圏における生物活性の重要な指標である.しかし,これらの構造は,テトラピロール環状構造に基づく非常に類似したものであり,いまだ適切な定量法が確立されていない.本研究では,chl.a,b及びpheo.a,bのわずかに異なる励起・蛍光スペクトルを利用した励起・蛍光微分スペクトル法について検討した.又,chl.高次分解物の影響を除去するために,ペーパークロマトグラフィーを併用した励起・蛍光微分スペクトル法を確立した・なお,本法により,環境試料中のchl.a,b及びpheo.a,bは,他の3成分がそれぞれ単独で20倍量共存する場合についても,相対標準偏差4%以下(9回繰り返し測定)で,定量限界0.1ppmの超微量定量が可能である.
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