Two Cases of Pulmonary Lymphomatoid Granulomatosis With Different Outcomes

2005 
背景. Lymphomatoid granulomatosisは本邦報告例が11例と極めて稀な疾患である. 我々は予後の異なる肺lymphomatoid granulomatosisの2例を経験したので報告する. 症例. 症例1は68歳の女性. 検診にて肺門部の異常陰影を指摘され受診. 気管支鏡にても診断が付かず, 胸腔鏡下生検を施行. 迅速病理にて肺癌が疑われ, 中葉切除, リンパ節郭清を施行した. 永久標本にてGrade IIIの肺lymphomatoid granulomatosisと診断された. 症例2は71歳の女性. 検診にて胸部異常陰影を指摘された. 気管支鏡にても診断が付かず, 胸腔鏡下生検を施行. 術中迅速病理にてlymphomatoid granulomatosisと診断された. 永久標本にてGrade Iの肺lymphomatoid granulomatosisと診断された. 結論. 症例1は化学療法を施行した. しかし寛解得られず術後10ヶ月にて死亡した. 症例2は, 術後1年目現在も無再発生存中である. 我々が経験した2例と本邦報告例の集計を加えて報告する.
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