Little Leaguer's shoulderの治療経験

2007 
2001年~2006年に当院スポーツ外来で治療したLittle Leaguer's shoulder 22例の発生状況と治療成績を検討した.対象は全例男性で,平均年齢は13.7歳(11~17歳)であった.種目は野球20例,ソフトボール1例,ソフトテニス1例であった.治療は投球中止を原則とした.学年は小学5・6年(36%)と高校1・2年(36%)に,ポジションはピッチャーと内野手に好発していた.兼松らのX線分類ではtype Iが14例,type IIが6例,type IIIが2例であった.投球開始までの期間は平均52日であった.再発を1例に認めた.若年者ほどX線学的重症度が高く,治療に長期間を要するため,予防と早期発見が重要であると考えられる.
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