大腸腫瘍の内視鏡的アプローチ:どこまで診断でき,どれだけの治療ができるか
2015
・大腸病変において腫瘍/非腫瘍・良悪の鑑別,がんの深達度が正確に診断できる時代になった.・大腸ESD が保険適用になり一般化しつつある.・ESD を用いると病変の大きさにかかわらず,早期がんの完全一括切除が可能である.・ pT1 がんでもSM 浸潤度以外の転移リスクがなければリンパ節転移のリスクがきわめて低いことが明らかになり,追加手術を行わないケースが増加している.・cT1 がんに対する完全摘除生検としての内視鏡治療が増加すると予測される.・ その際,術前診断,ESD などの摘除手技,摘除標本や病理診断の精度管理が非常に重要になる.
- Correction
- Source
- Cite
- Save
- Machine Reading By IdeaReader
0
References
0
Citations
NaN
KQI