2.肺癌検診システムについて-細胞診・CT検診

1997 
肺癌検診システムとしての細胞診は,確立されている.しかし, CT検診は,まだ研究段階であり確立された方法はない.東京から肺癌をなくす会は, 1993年9月よりヘリカルCTによる1次検診を開始し, 1996年4月までに,肺癌22名中12名はヘリカルCTのみで発見した.ヘリカルCT導入前後の1期の割合は53%から82%に有意に増加し,肺野型の平均腫瘍径は, 3.0cmから1.56cmに有意に減少した.
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