耐炎化繊維材料、炭素繊維材料、黒鉛繊維材料及びそれらの製造方法

2002 
【課題】本発明は、繊維が高密度に存在する場合であっても、安定かつ高効率に耐炎化処理をすることができる製造方法を提供し、高性能な耐炎化繊維及び炭素繊維を提供せんとするものである。 【解決手段】本発明の耐炎化繊維材料は元素分析・酸素分析法で測定した繊維内平均酸素濃度が0.07〜0.17である。本発明の耐炎化繊維材料の製造方法はアクリル系繊維材料を、アミン化合物を除く有機化合物、フッ素化合物、シロキサン類、硝酸塩、亜硝酸塩のうち1種又は2種以上の化合物存在下で、180〜300℃で耐炎化処理することを特徴とする。本発明の炭素繊維材料の単繊維断面を電界放出型電子顕微鏡を用いて、電子エネルギー損失分光法で測定して得られるπ*/σ*の最表面測定値A1と単繊維内部最高値A2との比A1/A2が0.83〜0.94である。 【選択図】なし
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