METHODOLOGY TO SET RISK-BASED REMEDIATION GOALS OF CHEMICAL MIXTURES AT A CONTAMINATED SITE
2003
人の健康リスクに基づいた土壌・地下水汚染の浄化濃度レベルを設定する手法について検討した. 今回提案した浄化目標値設定手法は, 現場に特有の条件, 有害物質濃度の土-地下水-表流水中の相関および複数の有害物質による総合のリスクを考慮でき, この手法を用いて複数の有機塩素化合物で汚染された現場を例に各物質の浄化目標値を算出した. 算出した浄化目標値は, 住宅地で井戸水を飲料水として使用する場合には日本の環境基準値と同等の値となり, 井戸水を飲料水として使用しない場合には使用する場合の数十倍以上の値となり, また工場用地の場合には住宅地の数倍高い値となった.
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