AN ELDERLY LONG-TERM SURVIVOR AFTER ADRENALECTOMY FOR METASTASIS OF LUNG CANCER

2004 
症例は81歳の男性.肺癌のため,右肺下葉切除を受けた.術後3カ月の腹部CTにて,左副腎に腫瘤影が描出された.頭部,胸部CT, RI,血管造影を施行したが他臓器の転移を認めなかった.高齢ではあったが,副腎摘出術を施行した.病理検査にて,低分化扁平上皮癌の副腎転移と診断された.術後2年3カ月経過したが,再発なく生存中である.高齢であっても単発の副腎転移については,積極的な外科的切除も考慮して良いと考えられた.
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