STUDY FOR SUPPORTING METHOD OF LANDSCAPE DESIGN OF RIVER UTILIZING FRACTAL

1997 
ふるさとの川づくり等多くの河川において自然的な景観設計への取り組みと工夫がなされている. この中で客観的・合理的な景観設計の手法の確立が大きな課題となっている. このために, 自然景観の「形の法則性」を検討し, 河床の石や樹木の配置・大きさ, 水際線の形状がフラクタルであることが示されてきた.ここでは, この景観構成エレメントの持つフラクタルの性質を利用した景観設計のための支援方法について検討した. その結果, 景観設計支援モデルによって, 石や樹木の配置・大きさ, 水際線の形状を表わす平面図を作成できることが示された. また, 河川景観の調査・解析からイメージパース図の作成までの一連の設計支援の方法の概要を示した.
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