A LONG-TEAM SURVIVAL CASE AFTER A RIGHT EXTENDED HEPATECTOMY FOR METACHRONOUS HEPATIC METASTASIS OF CARCINOMA OF THE PAPILLA VATER

2000 
十二指腸乳頭部癌は比較的予後良好とされるが再発をおこすことも稀ではない.今回,十二指腸乳頭部癌に対する膵頭十二指腸切除後5年で肝再発を生じ肝拡大右葉切除術を施行,肝切除後さらに5年以上経過した現在まで再発なく生存している稀な症例を経験した.症例は41歳,女性. 1989年10月13日,十二指腸乳頭部癌の診断で膵頭十二指腸切除, D2を施行した.病理組織検査は papillary adenocarcinoma, pat Acbpd, panc0, dul, n0, stage IIであった. 5年後の1994年11月,発熱のため来院しCTで肝右葉S8を中心とする約10cmの内部に壊死を伴う単発の肝転移を認め肝拡大右葉切除術を施行した,十二指腸乳頭部癌の肝再発は予後不良であるが,切除可能な場合には積極的切除が長期生存につながることがある.自験例は肝再発に対する肝切除が奏効した極めて稀な症例と考えられる.
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