未塗装加工部ならびに塗装端面部の耐食性に優れた溶融Zn−Al−Mg−Siめっき鋼材

2001 
(57)【要約】 【課題】 Zn−Al−Mg系のめっき層における、最 も高い耐食性を有するめっき鋼材の構造を明らかにし、 そのめっき鋼材を提供する。 【解決手段】 (1)Al:5〜15質量%、Mg:1 〜10質量%、Si:0.01〜1質量%、必要に応じ てPb、Ti、Mn、Sn、Niの0.01%〜2質量 %、残部がZnおよび不可避的不純物からなる溶融めっ きにおいて、めっき層中に樹枝状結晶析出物の樹枝状構 造の一次アームの長さが50μm以上でめっき表層方向 に対して45度以下の角度をなして成長したAl相を有 することを特徴とする未塗装加工部ならびに塗装端面部 の耐食性に優れた溶融Zn−Al−Mg−Siめっき鋼 材、(2)さらに、該鋼材はZnとAlとZn 2 Mgか らなる三元共晶組織の中に上記(1)記載のAl相が混 在した金属組織を有する事および/または結晶粒径が3 0μm以下のMg 2 Siの結晶析出物が、めっき層中に 存在することを特徴とする。
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