A Procedure to Estimate Days after Laying of Table Eggs

1988 
卵の比重あるいはハウユニットの経時的変化については貯蔵中の温度の影響が大きいため,産卵後の貯蔵日数と比重あるいはハウユニットとの関係を示す直線回帰式は季節によって異なっていた。そこで,温度修正を行うことにより,年間を通じて1つの回帰式を適用して市販卵の産卵後日数を推定する方法を検討した。卵の比重あるいはハウユニット(y)と産卵後日数(x日),貯蔵温度(t°C)の間係は(1)~(3)式で示される。比重(M及びL規格卵):y=1.0852-(0.00056+0.00009t)x …(1)ハウユニット(M規格卵):y=(87.03-0.39t)-(0.57+0.04t)x …(2)ハウユニット(L規格卵):y=(90.41-0.56t)-(0.80+0.03t)x …(3)(1)~(3)式を用いて,市販卵の産卵後日数を推定する方法を提案した。この方法は市販卵の比重あるいはハウユニットの測定値(y)と購入時の店内の室温(t)を(1)~(3)式に代入して産卵数日数(x)を計算し,比重とハウユニットの双方から求めた日数(x)の平均を産卵後日数の推定値とするものである。ただし,この方法による推定値の標準偏差は0.99日であった。
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