A Resected Case of Biventricular Thrombi with Cardiac Sarcoidosis

2007 
症例は59歳,女性.平成7年肺サルコイドーシス,平成9年心サルコイドーシスと診断されステロイド内服を開始した.平成16年6月以降,脳梗塞,両下肢動脈閉塞をくり返し,平成16年8月右下肢急性動脈閉塞で当科を紹介され,血栓除去術を施行した.心臓超音波検査で,び慢性の左室壁運動低下と両心室内に可動性のある腫瘤を認めた.腫瘍または血栓を疑い,平成16年9月開心術を施行した.両心室内に器質化血栓を認め摘出した.術後経過良好で,第23病日に自宅退院した.心サルコイドーシスによる壁運動低下に伴い,両心室内に血栓を形成したものと考えられた.
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